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投資は悪なのか

最近、投資信託であれば誰でも気軽に始められると、政府が盛んに推奨しています。考えてみると、投資は悪だと長い間、教え込まれてきたような気がします。たとえば、銀行は正直で安全だけれども、株屋は何するかわからないペテン師だ。株を売買する人はギャンブラーで、銀行に預金するのが普通の人だ、というように。

 私が銀行員だった時代、定期預金の利率が6.5%(グロービス経営大学院の学生にそう話すと、みんな目を丸くします)でしたから、定期預金を元にした商品であれば、積み立て方式の商品でも何でもすぐにお金が増えました。消費者としても、銀行の中の商品であれば、口座振替がセットになった新規作成の申込書を書くだけで済むため、株式を買うよりもかなりハードルが低かったのです。

 今では銀行に定期預金しても0.01%程度の金利しかつきません。高度成長期はつぶれる会社のほうが少なかったかもしれませんが、現在のように長期衰退社会になると、銀行も破綻するリスクがあり、そうなると預金は1000万円までしか保護されません。それでもなお、銀行預金に偏っているのは、リスクを取ってでも成長できるものに投資するというファイナンスの思想がないからです。もちろん、それで損をすることはありますが、それはそれで仕方のないことです。

 たとえ1000円や1万円など少額であっても、定期的に投資信託にお金を積み立てていけば、必ず相場の上昇に勝てることが、統計的にも証明されています。短期的に上がったり下がったりしても一喜一憂せず、投資体験に慣れていくことが大切です。

Posted in: ヘッドハンターの独り言