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ペンリンインターナショナルとは

お寺でCRMや企業とのコラボレーション

 築地本願寺では、お寺の会員情報を適切に管理するために、セールスフォースのCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)ソフトを導入しています。築地本願寺など大きなお寺では、人の入れ替わりも激しいため、同じ住職がずっと同じ檀家さんと付き合う形にはなかなかできません。そのため、私が築地本願寺の宗務長に就任する前から、ITシステムを導入して内部の業務を効率化しつつ、銀座サロンやカフェなどでお寺に足を運んでもらう理由をつくり、築地本願寺倶楽部会員を10万人くらい集めて、そのうち2万人に熱心なクライアントになってもらいたいという構想を持っていました。

 セールスフォースは、Salesforce.orgという子会社があり、世界中のNPOにセールスフォースを普及させるとともに、セールスフォースを利用するクライアントを巻き込んでボランティア活動や社会貢献活動を促す活動にも真剣に取り組んでいます。NPO向けに安価にシステムを提供し、ユーザーIDの何口か無料で提供してくれたりするので、大変助かります。このため、他の寺院でも導入しているところが多いと聞きます。

 さらに、セールスフォースの社員は1%の時間を社会貢献活動に割くことがルールとなっているため、朝、築地本願寺の仏具のお磨きをし、法要に出てから出社するというボランティア・プロジェクトも行っています。昨年も「仏具のお磨きボランティア」を行ってもらいました。お寺の裏側に来る機会はあまりないので、みんな興味津々の様子で、10~20人くらいの社員が参加してくれました。もともとお磨きはご門徒様のボランティアにお願いしていたのですが、企業向けに日時を決めて実施するのは、セールスフォースが初めてでした。しかし最近、企業も社会貢献が求められるようになっています。セールスフォースのような企業が増えれば、寺で何か活動することが企業のイメージアップになり、お寺も助かります。今後は、先進的な企業に声をかけてみることで、新たな活動の輪が広がるのかもしれません。

 

 

 

 

 

Posted in: ヘッドハンターの独り言