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カンブリア宮殿

 築地本願寺はこのところ急にテレビの露出が増えていて、昨年11月4日にはテレビ東京のニュース番組「ワールド・ビジネス・サテライト」、11月28日には作家の村上龍さんと女優の小池栄子さんがホストとして出演しているビジネス番組「カンブリア宮殿」に取り上げられました。どうも世の中の人にとって、お寺にカフェをつくったり、いろいろな改革を進めてきたことが物珍しいようです。

「カンブリア宮殿」の話は、10月のはじめに、制作会社から取材をされたのがきっかけです。実は、私はあまりテレビを見ないので、この番組のことをよく知りませんでした。担当の方に一度お会いして一通り話をすると、企画が通るかどうか1週間、待ってほしいと言われました。ところがその2日後には、番組制作と正式に取材撮影が決まったという連絡が入ったのです。そこから1カ月くらいかけてほぼ毎日五月雨式に撮影が始まりました。

 撮影は、お寺での仕事だけでなく、グロービスで教えているところまで、ありとあらゆる活動が対象になりました。映画と同じように、大量に撮影しても、使われるのはごく一部。編集されたものは、おそらく5分の1から10分の1程度でしょう。そうなると、自分の発言のどの部分が切り出されて紹介されるか見当もつきません。取材慣れしていないので、失言もあるだろうし、長い文脈の一部を取り出すことで、どぎつい言葉になるかもしれません。なかなか難しいものだと思いました。

 事実を記録して再構成することで、意味を与えられる。編集能力とは興味深いものです。出来上がった番組を見て、思っていたほどの失言シーンがなくてほっとする一方で、編集されて構成されると「こうなるのか」「なるほどと納得感のあるストーリーになるのだな」と、少し他人事のような気持ちになりました。

 

 

 

 

Posted in: ヘッドハンターの独り言