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ペンリンインターナショナルとは

点と点をつなげる

  故スティーブ・ジョブスは「connecting dots」という言い方で、人生で直面する出来事には、無駄なものは一つもなくて、11つの点がつながり、後から見ると、どれも必然だったとわかると説明していました。長い人生の中で、今後、目の前に何が来るかわかりません。なかなか思い通りにならないとしても、飛んできた球を受け止めて、そこで最善を尽くして結果を出せば、また次の球が飛んでくる。そこには失敗と挫折があり、それを乗り越えて第3の道に行き、そこでまた失敗し学んでいく。そのうちに、ふと振り返ると、自分はこれを選んできたのだと、自分の過去の流れが意図をもってつながっていることに気づくのだろうと思います。

 人生100年時代を展望して、これから先、どうしようかと考えている人は、これまでのドット()を振り返ってみるといいと思います。どんな企業に入り、何をして、どんな上司につき、何について褒められ、何について失敗して落ち込んだか。そのうえで、そういう水平方向に広がる軸ではなく、自分の価値観、人生観、哲学、宗教観など垂直の軸を掘り下げてみるのです。

 若いときには、偉くなりたい、有名になりたい、お金持ちになりたいなど表層的な価値観を持っているかもしれませんが、そこから脱して、もっと深く、自分は何のために生まれて死んでいくか、自分の使命は何かと考えていく。そうすれば、水平軸で遭遇する出来事によって失敗、挫折、成功を経験しても、ブレなくなります。会社の中で活躍してきた人ほど、退職後の人生はむなしく感じられることが多いのですが、そうならないよう、自分に向き合って垂直軸を深める努力が必要だと思います。

 

Posted in: ヘッドハンターの独り言