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無関心は最大の罪

   企業の社長さんと打ち解けて話をしていると、本音がぽろりと出てくるものです。よく聞かれるのが、このままでいくと、うちの会社は10年後が厳しくなる。競合が強く、目ぼしい新商品は出てこないし、社員は高齢化していく。しかし、自分は雇われ社長で、あと1年もすれば顧問になって、今後5年間、一定額の収入が確保できる。自分が現役社長のうちは、何とかやり過ごし、将来のことは後任に託したい、ということ。残念ながら、そう思っている人が社長を張っている限り、その会社がよくなるはずはありません。

 問題に気づきながらも何もしないのは、このままでは死ぬとわかっていながら、治療をしないのと同じです。個人レベルで、それが自分の美学だという価値観が成立しているなら、それは尊重すべきことですが、国や会社のレベルになると、話は違ってきます。自分が生きている間だけ、何とかなればいいというのは、あまりにも無責任だと思うのです。しかし、会社だけでなく、学校、医療機関など、さまざまな場所で同じようなことが起こっているように感じられてなりません。

「我々の人類に対する最大の罪は無関心だ」と、アイルランドの文学者のバーナード・ショーと言っていますが、無関心を装い、無視してやり過ごすのは大きな罪です。特に、リーダーの座にある人は、自分の生活レベル上げることが先だと考えずに、問題意識を持ったことに対して何らかの具体的行動をとるべきだと思います。

 

 

Posted in: ヘッドハンターの独り言