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外国人就労者の受け入れ

外国人就労者の受け入れ政策が政府で議論されていますが、非常に片手間な印象を受けます。来日すれば、永住する人が増えるのは当たり前なので、今後どのようにスラム街をつくらずにやっていくか。実際に、イギリスでブレグジットになったのも、アメリカでトランプ大統領が出てきたのも、移民が増えて既存の住人を圧迫するようになったからです。日本人とうまく暮らしていけるよう、子供だけでなく、大人の文化同化のための教育プログラムや融合プログラムをトータルに考えないと、将来的に様々な問題が起こることは諸外国の例を見ても明らかです。

 残念ながら、日本はかなり差別意識が強い国だと思います。たとえば、中国系や韓国系の人は長年日本に住み、日本国籍を持っていても、苗字が違うからと差別を受けます。同じ日本人同士でも、方言が違うだけで排除されます。私は東京生まれの東京育ちですが、銀行に入って最初に大阪に赴任したときには、もちろんいじめられ関西弁を自由に話せるようなるまでかなり苦労しました。

 移民を受け入れるなら、家族をどう同化させるかという政策も必要です。日本の義務教育制度では、日本に住む外国人の子どもを受け入れなくてはならないのですが、クラスの中に日本語を話せない子どもが増えると、学校の先生は満足に教育が行えず、困っているという話を聞きます。教育委員会がせめて日常用語の日本語講座くらいは準備すべきですが、そういう対応はとられていません。翻ってイギリスを見ると、かなり片田舎に行っても、外国人のための英語教室が無料で行われています。

 移民が来れば犯罪が増えるといった目につく事象だけを心配するのではなく、イギリスのように同化の仕組みを各都道府県で整備するように法律を整備したり、政府が補助金を出すなど、トータルの戦略として外国人就労者の問題を考えていく必要があると思います。

 

 

Posted in: ヘッドハンターの独り言