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理想を説く姿勢

   11月に行われたアメリカの中間選挙のときに、テキサス州上院議員選で民主党候補者のベト・オルークは、「もう個人攻撃はやめよう。誰かのためや自分のためではない。テキサスのため、国のため、私たちみんなのために、誇りと尊厳をもって、いい政治をしようではないか」と訴えかけたところ、とても共感を呼んだそうです。こうしたストレートな演説は本当に胸に染みます。

 選挙結果はというと、共和党の現職上院議員のテッド・クルーズに肉薄しつつも、残念ながらも敗北しました。一方的に分裂を煽るトランプ大統領の手法が功を奏して、上院は共和党が多数派を占める結果となりましたが、それでも理想を掲げ、声を上げることは大事だと思います。

 何かがおかしいと思っても、私たちは見て見ぬふりをしがちです。たとえば、日本で今、起こっている社会問題はすべて人口問題に端を発しているものです。社会保障費が増額して誰が負担すればいいかという問題が起こることも、年金が足りなくなることも、労働者が不足することも、私が大学生だった時代から明らかで、学者が指摘し、政府のレポートにも書かれてきたことです。それを知りながら、誰も手を打たずにきただけなのです。

 世間に抗おうとも、誰も受け入れてくれなくても、問題に気づいた人がその時点で、正しいことを訴え続ける。そうすれば、何とかしたいと思いながら、行動ができていない人々の共感や支持を集め、変化の兆しになっていくのではないでしょうか。

 ところで、オルーク氏は「第2のオバマ」とも言われているそうですが、きっと何年後かに大統領候補者として登場してくるかもしれないので、今後も注目したいと思っています。

 

Posted in: ヘッドハンターの独り言